11月 日本臨床歯科学会例会 in 東京
例会のゲストとして尾島賢治先生の特別講演がありました。
尾島先生はインビザラインというマウスピース矯正において世界のトップで世界各地で活動されています。
今までのワイヤーを用いた矯正と違ってマウスピース矯正は透明で目立たず違和感が少ないという患者さんと、またワイヤーを曲げるなどの技術が要らないという歯科医師側からの利点がありましたが、現実的にはワイヤー矯正と比べて時間がかかり、簡単なケースの方に向いているというのが一般常識でした。
今回30近くの症例を見せていただきましたが、他の先生達が行うインビザライン矯正と比べ、今までは難しいと思われていた複雑なケースを圧倒的な速さかつ完璧な仕上がりで終えています。
すべての患者さんの口腔内だけでなく外観まで劇的に改善されているのに本当に感動しました。
そのことは尾島先生のような従来の矯正の方法も熟知し咬合も理解している矯正専門医が診断し最新のデジタル技術を使いこなすことによって達成しています。
近年世界各地で歯科に関してのいろいろなプレゼンテーションを聴く機会がありましたが、個人的には一番衝撃を受けました。